親名義の家で不動産担保ローンに申し込める?申し込み時の注意点と事例を解説
2022.6.25
お金を借りたいけれど、家族名義の家・土地は担保にできるのか気になっている方もいるでしょう。自分が所有するものでないと不動産担保ローンに申し込めないのでは……と不安になってしまうかと思います。
ここでは、親名義の家や土地を担保に融資を受けられるかを解説します。融資を受ける際の注意点もお教えしますので、ここを参考に申し込みを進めてください。
親が所有する土地・物件を担保にできる
親が持つ物件を担保にしてお金を借りることは可能です。不動産担保ローンは家や土地などを担保にしなければならないので、自分の名義でなければダメなのではと不安に思う方も多いでしょう。
物件所有者が了承していれば担保にできるので、了承を得たうえで申し込んでみてください。了承されていない物件を担保にはできないため、申し込み後は金融機関にて物件所有者への確認を行います。確認しないまま申し込むのはやめましょう。
共有持ち分の物件でも申し込み可能
物件を所有しているけれど、配偶者との共有物件という方もいるでしょう。自分のみが所有者ではない場合、担保にすることは可能なのでしょうか。ここでは、共有持ち分の不動産を担保にできるかを解説します。
共有持ち分の注意点
配偶者との共有物件を担保にお金を借りることも可能です。共有物件とは配偶者とペアローンなどを組んでいる物件のことで、1つの物件に複数人の所有者がいるものです。ローンの割合によって持ち分が決まります。
しかし不動産担保ローンに申し込む場合、自分の持ち分のみを担保にすることはできません。担保にする場合は、物件全体を担保にする必要があります。申し込み前に他の所有者に担保にする旨を話しておきましょう。同意なく申し込むと、後々トラブルになりかねません。
こちらも金融機関によって条件が異なるため、事前にチェックしておきましょう。
親名義の不動産担保ローンで気をつけたいその他の注意点
親が所有する物件を担保にローンに申し込むことは可能です。金融機関によっては親だけでなく他人名義の物件でも申し込みができます。しかし、申し込む際にはいくつか注意点があるので、ここで解説していきます。
親の承諾が必要
親名義、または他人名義の物件にて審査に申し込む場合は了承を得ていることが前提条件です。他人名義での申し込みの際、金融機関が最も重視するのは所有者が了承しているかどうかです。
了承を得ていない物件を担保にローンを組み、支払いが滞っても所有者が了承していないといわれれば競売までが難航します。トラブルになりやすいため、自分以外の人が所有する物件を担保にする場合は必ず了承を得てください。
申し込み者のなかには、まずは申し込んでおいて審査に通ったら担保にしたことを打ち明ける方もいます。その結果同意を得られず、所有者が了承していないことも判明し、融資を打ち切られるケースもあります。
親が高齢の場合は判断能力も問われる
所有する人が高齢の場合、医師による診断書が必要になるケースもあります。申し込み者が親に同意を得ていても、審査時に金融機関から了承についての確認が行われます。その際、了承していないといわれれば審査がストップしてしまうのです。
健康状態に何の問題もない方であれば、一度了承すれば金融機関からの問い合わせも問題なく行えます。しかし、認知症などの判断能力が不安視される健康問題を抱えている場合は、了承を覆す可能性があるのです。
判断能力が不安視される場合は、医師による診断書の提出を求める金融機関もあります。ヒアリングのみでOKという金融機関もあるため、申し込み時に確認しておいてください。
金融機関によっては申し込みを断られる
ローンを提供する金融機関によっては、親・他人名義の物件担保を不可としています。融資への条件は金融機関によってさまざまです。多くのところでは親名義の物件担保を可としており、なかには他人名義の物件でも可としているところもあります。
一方で厳しい融資条件を設けているところもあり、そのような金融機関では本人名義の不動産でないと申し込み不可としています。申し込もうと考えている金融機関がどのような条件で融資をおこなっているのか事前にきちんと確認することが大切です。
親名義の不動産担保ローンの事例
親の土地を担保にお金を借りる事例はいくつもあります。ここでは、実際に借り入れた2例をご紹介します。
銀行融資を否決され不動産担保ローンを実施
クリーニング店を営むAさんは、店舗への設備導入のために、銀行に事業資金融資を依頼しました。しかし、確定申告内容について指摘されて融資を断られてしまいます。他の銀行に融資を申し込んでも同様に断られる可能性があると考えたAさんは、実家の土地を担保にお金を借り入れることに決めます。
実家の土地はAさんの父親名義だったので、まずは父親に了承を得て、その後ノンバンク系の不動産担保ローンに申し込みました。必要書類の他に父親の健康診断書を提出し、800万円の融資を受けられることになりました。
亡くなった親名義での不動産担保ローンを実施
会社員のBさんは、マイホームのリフォーム費用を得るために融資を受けたいと考えていました。ローンを探している最中に不動産担保ローンを知り、亡くなった親が所有する不動産を担保にできるのではと考えます。
相続先がわからなかったBさんは、まずは相続した人を探します。相続したのは亡くなった父の弟だと知り、そちらに連絡して担保の了承を得ました。その後審査に申し込み、500万円の融資が可能となりました。
親名義で不動産担保ローンを考える場合は慎重に
親名義の不動産を担保にお金を借りるときは、親の了承を得ていることが前提条件です。了承を得ずに審査に申し込み、所有者が承諾していないことがわかるとその時点で審査はストップします。トラブルになる可能性が高いため、黙って申し込むことはやめましょう。
親ではなく、他人名義の物件を担保にお金を借りたい方は五陽にご相談ください。五陽では、自分以外の名義である物件を担保にした融資も取り扱っております。お客様の状況に合わせて柔軟に対応いたしますので、お困りの方は一度お問い合わせください。
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