競売申立

2019.8.2

先日、静岡地方裁判所浜松支部宛てに競売の申立を2件おこないました。
ご融資したお客さまの返済が滞り、今後の弁済の意思を確認することができなかった上での苦渋の選択です。
 

残念なことは、お客さまと「建設的な」話し合いができなかったことです。
競売という最終手段ではなく、もっとお客さまにとって有益な解決策を、一緒に話し合えなかったことが悔やまれてなりません。
 

同じ家を売って手放すにしても、相場と売主の希望価格を鑑みて売出価格を設定できる任意売却と、相場より低い価格を設定されがちな競売とでは、どちらが家の持ち主にとって、経済的に得かは明白です。
 

「借入の返済ができなくなった」「家を処分しなければならない」という現実から目を逸らさずに、最後まで自分自身にとって「何が最善であるか」を冷静に考えていただきたいものです。

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