奥の手「ハウスリースバック」

2019.1.21

残念ながら、契約時に想定した通りに返済できず、支払が滞るお客さまがいらっしゃいます。
これまでであれば、担保提供していただいた不動産を売却し、完済していただきます。ただ不動産がご自宅である場合がほとんどのため、売却と同時に立ち退いていただかなくてはなりません。
近隣住民の目もあったりと、住み慣れたご自宅を退去することによる精神的苦痛は、想像だに難くありません。
 

そんな中、同様のケースで弊社から滞納しているお客さまにご提案しているのが、ハウスリースバックです。
簡単に言ってしまうと、不動産を買取り業者に売却し、売却で得たお金を返済に充てる。そして、買取り業者と建物賃貸借契約を交わすことで、売却後もこれまでと変わらず不動産に住み続けるといった仕組みです。
 

住み慣れたご自宅に、売却後も住み続けられるというのが、この仕組みの一番のメリットではあるのですが、当然ながらデメリットもあります。
家賃が相場より高い傾向にある、買取り価格が通常の売却に比べて安い、不動産を買戻す場合の価格が売却時より高い、などが挙げられます。
 

やはりこの仕組みも、どうしても支払えなくなってしまった場合の最後の最後の「奥の手」ということになりますね。

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