個人向け不動産担保ローンを利用するには？相談先や法人向けローンとの違いも解説

2021.12.8

個人向けの不動産担保ローンを利用したいけれど、相談先がわからない……と困っていませんか？ここでは、個人向け不動産担保ローンの相談先から融資額までを徹底解説します。また法人向けローンとの違いについてもお教えしますので、借り入れ予定の方は必読です。

個人向け不動産担保ローンはどこで相談したらいい？

個人向けの不動産担保ローンは、銀行やノンバンク系、不動産担保ローンを取り扱う金融機関にて相談ができます。そのなかでも、スピード融資が受けられるノンバンク系がおすすめです。

ノンバンク系とは、銀行などの金融機関以外で貸金業を営んでいる会社のことです。銀行に比べて審査基準が低いとされているため、審査に通らないとお悩みの方はノンバンク系に相談してみるといいでしょう。

ノンバンク系である株式会社 五陽は、WEBから相談が可能です。電話での相談、店舗での直接相談にも対応しているため、ご希望の方法で不動産担保ローンが利用できます。

個人向け不動産担保ローンはいくらまで借りられる？

個人向けの不動産担保ローンは、取り扱う会社や銀行によって融資額の上限が異なります。銀行から受ける融資では上限を1億円、ローンの取り扱いがある金融機関では3～5億円を上限としているところもあります。

どちらも非常に高額ですが、必ずしも満額借りられるわけではありません。その理由は、不動産担保ローンの融資額は、所有している不動産の評価額をもとに、決定されるからです。

不動産の築年数や間取り、隣接する土地との越境の有無、接する道路の種類などによって評価額が算出されます。評価額が低いと融資額も低くなるため、建物や土地の状態によって希望する額が借りられるかが決まります。

法人向け不動産担保ローンとの違いは？

不動産担保ローンには個人向けと法人向けがあり、資金用途や担保の種類などに違いがあります。保証人が必要なケースもあるため、異なる点を事前に確認しておきましょう。ここでは、不動産担保ローンの個人向け・法人向けの違いをご紹介します。

	個人向け不動産担保ローン	法人向け不動産担保ローン
資金用途	使い道は自由	事業資金のみ使用可能
担保の種類	自宅など個人所有の不動産	事務所など会社所有の不動産
保証人の有無	本人所有の不動産なら不要	原則不要

資金使途が自由

個人向けの不動産担保ローンは、使用用途が自由という魅力があります。自宅のリフォームやリノベーションをするとなると、高額の費用が必要です。貯金で賄えない場合は、不動産担保ローンで資金を調達し、リフォーム費用にあてられます。

また、子どもの養育費として使うことも可能です。進学の際には高額の費用が必要となりますが、不動産担保ローンで借りておけば、無理なく進学費用を用意できるでしょう。

法人向けの不動産担保ローンは、開業資金や事業の運営目的として使用可能です。私用のために使うことができないため、個人向けに比べて使用用途の幅が制限されています。

自宅を担保に使える

不動産担保ローンは、その名のとおり、不動産を担保に入れることで融資を受けられるローンです。個人向けは所有している不動産を、法人向けは会社、または個人が所有している不動産を担保にできます。

所有する不動産に住宅ローンが残っている場合、金融機関によっては融資を受けられません。住宅ローン返済中は、抵当権がローン会社にあります。抵当権とは、返済中に支払いができなくなったとき、不動産を売却して売却資金を回収できる権利のことです。

抵当権の付いている不動産でも、融資可能な不動産担保ローンもあります。反対に抵当権付きの不動産はNGとしているローンもあるため、事前に確認が必要です。ローン返済中の方は、相談時に抵当権付きでも大丈夫かを聞いておいてください。

本人所有の不動産なら保証人がいらない

不動産担保ローンは、原則保証人を必要としないところが多くなっています。評価額に応じた融資額のみを貸し、不動産を担保とするからです。そのため、ローン申し込み時に保証人を用意する必要はありません。

また、担保とする不動産が自身の名義でない場合でも保証人は不要です。同様に法人向け不動産担保ローンでも、保証人は必要ありません。

個人向け不動産担保ローンを使うときの注意点

個人向けの不動産担保ローンに申し込む際、気を付けるべきポイントがあります。申し込み後に後悔しないためにも、事前に注意点を知っておきましょう。ここでは、ローンを使うときに気を付けるべき3つのポイントを解説します。

希望する借入可能額を借りられないこともある

借り入れたお金の使用用途がすでに決まっている場合、どの程度の額を借りたいかの希望があるかと思います。申し込み時にも借入希望額を相談できますが、場合によっては希望額を借りられません。

融資額は不動産の評価額によって異なります。評価額の低い物件には高額費用の貸付ができないため、希望額の貸付をしてもらえません。

融資額が気になる方は、申し込み前に評価額を調べておくといいでしょう。国税庁のホームページで公表されている路線価から、所有している不動産の価値を確認してください。
ただし、路線価だけでは土地の価額しか分からないため役所に出向けるのであれば、固定資産評価証明書を発行してもらい、土地建物両方の価額を確認しておくこともおすすめです。

用意する書類の不備に注意が必要

ローン申し込み時に必要な書類は、身分証明書などのすぐに用意できるもののほか、ご自身の収入を証明するものです。申し込みの際には、源泉徴収票や確定申告書を用意しましょう。また、会社経営者のかたは、3期分の決算書があると審査もスムーズです。

弊社では、余計な手間を省くことで、書類不備によるお客様の心配材料を軽減しています。

不動産によっては不動産担保ローン審査に通らない

前述したように、不動産担保ローンは不動産を担保にしてお金を借り入れるローンです。申し込み後に不動産の現地調査がおこなわれ、調査結果をもとに評価額が決定します。

評価額によって融資額も決定しますが、不動産に価値がないと判断されれば、ローン審査に通りません。また、住宅ローンが残っている不動産も、場合によっては通らない可能性があります。

住宅ローンが残っている場合は、評価額からローン残高が引かれます。その結果評価額がゼロになれば、不動産を担保にすることができません。頭金を多めに支払っていたり、繰上げ返済で残高を少なくしたりしていれば、審査に通過する可能性を上げられます。

参考：不動産担保ローンの審査に通らない理由は？落ちる原因と通りやすい条件を解説

まとめ

個人向けの不動産担保ローンを利用する場合、銀行やローン取り扱い金融機関では審査条件が厳しく、融資までに時間がかかるというデメリットがあります。

株式会社 五陽はノンバンク系ですが、個人でも最大5000万円までの融資が可能です。WEBから相談ができるため、早めに融資を受けることができるでしょう。借入希望額が5000万円以内であれば、株式会社 五陽にローンの相談をしてみてください。

一覧に戻る