不動産担保ローンは借り入れにおすすめ？特徴やメリットなどを徹底比較

2022.12.10

まとまったお金を借りたいけれど、どのローンを選べばいいかわからないとお悩みではありませんか。ローンには無担保ローンから有担保ローンまであり、複数の借り入れをまとめる借り換えローンもあります。いくつかのポイントを比較した上で選ぶことが大切です。

ここでは、まとまった金額の借り入れができるローンについて解説します。比較ポイントや特におすすめのローンについてもお教えしましょう。

まとまったお金を借りる際の比較ポイント

高額融資を希望する方が申し込めるローンはいくつかあります。適当に決めるのではなく、いくつかのポイントを比較した上で最も条件の良いローンを選びましょう。ここでは、チェックしておきたい3つのポイントを解説します。

金利

返済時に負担となる金利は、できるだけ低いものを選びましょう。金利は融資金額や返済期間、勤めている企業などによって変動します。融資金額が高ければ高いほど、返済期間が短いほど金利は低くなります。また、勤めている企業の信用力が低い場合は、倒産の可能性を考慮して金利が高く設定されることもあるようです。

融資までの期間

急ぎで融資を受けたい方は、申し込みから融資までの期間をチェックしてください。金融機関には消費者金融や銀行、特定のローンを専門的に取り扱う会社があります。それぞれで融資までの最短期間が異なりますので、申し込み前に調べておきましょう。

早めに融資を受けたい方は、審査完了までのスピードが速いところを選ぶことがおすすめです。審査に時間がかかると融資までの期間が長くなってしまうため、申し込んでからすぐに対応してくれるところが良いでしょう。

利用限度額

希望する借り入れ額を融資してくれるかどうかも重要なポイントです。例えば、2億円の融資を受けたいのに、ローンの利用限度額が1億円だと希望する額を借りられません。ローンによって限度額が変わるため、希望金額に合わせて選んでください。

不動産担保ローンを利用するメリット

まとまった金額を借りられるローンの中に、自身が持つ物件や土地を使ってお金を借りる不動産担保ローンがあります。使途が決まっている住宅ローンなどとは異なり、使途自由なので様々な目的に合わせて借り入れられます。

ここでは、不動産担保ローンでメリットを解説しましょう。

利息が安い

不動産担保ローンは利息が安いため、毎月の負担を最低限に抑えられます。有担保ローンは無担保ローンに比べ、金利が低い傾向にあります。返済が滞った際は担保を競売にかけられるため、貸し倒れリスクが低いからです。

不動産担保ローンは銀行やノンバンク系の金融機関で取り扱っており、銀行の方がより金利は低くなっています。ただし、審査難易度が高い、申し込み者の状況に合わせて柔軟に対応してもらえないといったデメリットもありますので、選ぶ際は慎重に決めましょう。

担保があれば審査が通りやすい

不動産などの有担保ローンは、無担保ローンに比べて審査に通りやすくなっています。無担保ローンは担保がないため、返済が滞った際に金融機関が損害を被る恐れがあります。損失を避けるために利用限度額も低く設定されていますので、まとまった借り入れには向いていません。

不動産担保ローンは担保という保証がありますので、高額融資が可能です。遅延時に金融機関が損害を被る恐れが低いことから審査難易度も低くなるため、無担保ローンの審査に落ちた方は不動産担保ローンに申し込んでみましょう。

担保によって利用限度額が決まる

不動産担保ローンは担保にする不動産の評価額に応じて融資額が決まるため、価値の高い不動産を持っている方は多く借りられます。ローン審査時は不動産の調査が行われ、その際に評価額を算出します。評価額に応じて融資可能額も決定しますので、高い価値が見込める不動産を所有している方はまとまった融資を受けられるでしょう。

ただし、ローンにはそれぞれ上限額が設定されており、上限を超える金額は借りられません。どれだけ価値の高い不動産であっても上限額の範囲内でしか融資を受けられないため、希望する額に合わせて選んでください。

不動産担保ローンと他の借入方法との比較

借り入れ方法には複数の方法があり、不動産担保ローンとは異なる点もいくつかあります。ここでは、4つの借り入れ方法と不動産担保ローンの違いについて解説します。

不動産担保ローンとフリーローン

フリーローンは使途自由、担保なしといった特徴を持つローンです。銀行やノンバンクなどの金融機関が提供するローンであれば金利も低く設定されているため、月々の返済負担を抑えられるでしょう。ただし、融資までの期間が長い、場合によっては使い道の申告が求められるといったデメリットがあります。

使途自由、金利が低い点では不動産担保ローンと同様です。しかし、融資可能金額が低いため、まとまった借り入れを希望する方は不動産担保ローンを選んだ方がいいでしょう。

不動産担保ローンとカードローン

カードローンは銀行や消費者金融などから提供されている無担保ローンです。個人向けローンで使途自由のため、ローンの中でも利用しやすいといえるでしょう。無担保のため利用限度額が低い、金利が高いといったデメリットを持ちます。

少額の借り入れであれば不動産担保ローンよりもカードローンの方が向いているものの、まとまった借り入れには不向きです。

不動産担保ローンと事業用ローン

事業用ローンは事業資金に使うことを目的としたローンです。使途が決まっているため、事業資金以外の用途には使えません。無担保、保証人不要といったメリットがあるものの、用途が限られていますので利用する人も限定されます。

事業用の資金を借りたい方に最適なローンなので、目的に合っている方は事業用ローンを選びましょう。事業資金だけでなく、他の用途にも使いたい方は使途自由の不動産担保ローンがおすすめです。

不動産担保ローンと目的別ローン

住宅ローンやマイカーローンといった目的別ローンは、ローン別に使途が定められているものです。住宅ローンは家の購入やリフォームのみ、マイカーローンは車の購入のみです。使い道が定まっている場合は、目的別ローンを選択するといいでしょう。

不動産担保ローンとの違いは、担保の有無と使途です。目的別ローンは担保が必要ないものの、保証人を求められるケースが多々あります。保証人を用意できるか、担保にできる不動産を所有しているかなどの状況に合わせて利用するローンを選びましょう。

低金利でまとまったお金を借りるなら不動産担保ローンを選ぼう

まとまった融資を受けられるローンにはいくつかの種類があります。ローンを選ぶ際は、金利・融資までの期間・利用限度額をチェックしましょう。自身の希望条件に見合うローンが見つかれば、無理なく借り入れと返済を行えます。

低金利で使途自由のローンを希望する方は、不動産担保ローンに申し込んでみてはいかがでしょうか。担保にできる不動産があれば申し込めるローンで、不動産の評価額に応じてまとまった金額を借りられます。

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