土地を担保にお金を借りる方法は3つ！融資までの時間で選ぶなら不動産担保ローンがおすすめ

2023.7.11

事情によりお金を借りたい場合、所有する土地を担保にしてお金を借りるという方法があります。今回はその中でもなぜ不動産担保ローンがおすすめなのかを紹介していくので、参考にしてみてください。

土地を担保にお金を借りるなら不動産担保ローン

不動産担保ローンとは、その名の通り不動産を担保にして、資金を借りれる商品のことを言います。所有している不動産が担保にできれば、ある程度まとまった額を借りれるというメリットがあり、金銭的な事情で困っているときに便利な方法です。

担保として扱う不動産は、土地はもちろん持ち家などでも問題ありません。また、自分が所有している不動産に限らず、身内や法人などの名義、または今後購入することになっている不動産も担保として利用できます。

不動産担保ローンがおすすめな理由

不動産担保ローンには、大きく分けて3つの利点が挙げられます。「資金を借りる方法の中でもおすすめである」とさまざまな場所で言われているのは、この利点があるからでしょう。以下ではおすすめであると言われる額的な理由を紹介しているので、ぜひご覧ください。

法人・個人問わず借りることが出来る

元々不動産担保ローンは、法人・個人問わずお金を借りれることで知られているため、まとまったお金がどうしても必要になったときの選択肢として挙げられることが多いです。土地や建物などは非常に大きな資産ですが、そんな大切な財産を引き換えにお金を借りるため、良い条件でローンを組めることで人気があります。

個人はもちろん法人の場合は、ビジネスの先行きが不透明になってしまい、立て直しのためのお金が必要になるケースもあるでしょう。そんなとき、不動産担保ローンでまとまった資金を一時的に手に入れて、業務を安定させることもできます。

無職や高齢者でも融資が受けられる場合がある

上述したように不動産担保ローンは、土地や建物などの財産をそのまま担保にできるという特徴があります。万が一のことがあれば、担保にしている不動産を売却してでも返済しなければなりません。

通常であれば融資のハードルが高いとされる無職や高齢者などは、まとまったお金を借りるのが難しいでしょう。しかし不動産担保ローンであれば、「お金を返せない場合不動産を売却する」という覚悟があるとみなされ、連帯保証人が不要となるケースがあるのです。しかし、これは債務者・不動産の所有者が本人である場合となります。

資金使途に制限がない

不動産担保ローンは資金使途に制限がありません。一般的な融資の場合は、お金を何に使うのかによって、申し込む商品の種類が変わる場合があります。つまり、お金を借りれたとしても、使い道に制限ができてしまうのです。しかし不動産担保ローンは、使い道が何であっても問題無いとされています。

当然ながらパチンコや競馬などのギャンブルは対象外となりますが、冠婚葬祭やレジャーなどでの利用は問題ありません。融資の限度額も比較的高額になるため、他社での融資の返済に充てることも可能でしょう。

土地を担保にいくらまでお金を借りることができる？

土地や建物などを担保にすれば、ある程度まとまった額を借りれるということをお伝えしてきました。ここで気になるのは、実際にはいくらまで借りれるのかと言う点ではないでしょうか。現在土地を所有しており、不動産担保ローンの利用を考えている方にとっては、非常に気になるポイントでしょう。

以下では実際にいくらまで借りれるものなのかを解説しています。また、その金額はどのようなことを基準に決まるのかも紹介しているので、参考にしてみてください。

不動産の評価額が融資金額の基準

不動産担保ローンは、担保の不動産評価額である「担保評価額」によって、いくらの融資を受けられるのかが変わります。具体的には不動産の価値を表す評価額と担保掛目を掛け合わせた金額が、担保評価になるという仕組みです。担保掛目は金融機関によって違いはありますが、60～80％に設定してあることがほとんどです。たとえば不動産評価額が5,000万円、担保掛目が80％だったときは、4,000万円の融資を受けられることになります。

「いくらまで借りれるか」という点についてですが、これは不動産評価額と担保掛目がいくらかによって大きく変動するため、一概には言えません。ただし、不動産評価額と担保掛目の割合が高いほど、高いお金を借りれます。

不動産の具体的な評価方法

不動産の評価は、市場価値に応じて変動するものです。不動産と言っても、土地と建物それぞれで、市場価値は異なります。

土地の場合は国税庁により算出された1㎡辺りに対する価格である「路線価」と、全国の基準値である1㎡辺りに対する価格である「基準地価」によって算出されます。基本的にはこの2つの市場価値によって算出されるものですが、金融機関によっては不動産の情報を独自で調査することもあるため、一概には言えません。

土地を担保にお金を借りる4つのメリット

不動産担保ローンには、他の融資にはない大きなメリットがあります。このメリットがあるからこそ、大切な資産である土地を担保にする人がいると言っても過言ではないでしょう。

以下では具体的なメリットについて4つ紹介しています。どのような利点が挙げられるのか、詳しく見てみましょう。

返済期間を長く設定できる

返済期間を長めに設定できるため、コツコツと返済できるというメリットがあります。現状金銭的に安定していない方も、生活を立て直しながら返済できるのは非常にありがたいことです。

不動産は価値の変動が比較的緩やかなため、返済期間は長めにできる傾向にあります。そのため、1回分の返済額も低くなり、負担が少なく済むでしょう。

低金利で融資が受けられる

カードローンをはじめとする一般的な融資よりも、低金利という特徴があります。日本貸金業協会の統計によると、消費者向け無担保貸付は15％前後、有担保貸付は4％前後という結果が出ており、大きな差があることは明確です。

低金利なので負担が非常に少なく、借り入れに対するハードルが低くなっています。不動産と言う貴重な資産を担保にする分、金利を低く設定してもらえると考えてよいでしょう。

融資までの実行期間が短い

融資までの実行期間が短いため、すぐにお金を借りられます。急なトラブルがあり、すぐにでもお金が必要なとき、実行期間が長いと負担になってしまうものです。

しかし不動産担保ローンなら、実行期間が短いため、緊急の際にも利用できます。スピード感を重視する方も、個人法人問わず借り入れできるのは心強いです。

高額融資が受けやすい

ここまでで紹介したように、不動産担保ローンは高額融資が受けやすいという最大のメリットがあります。数万～数十万では足りないという場合も、不動産を担保にできるのであれば安心です。

土地を担保にお金を借りるデメリット

もし返済が滞ってしまった場合は、担保にしていた不動産が差し押さえられます。また、差し押さえが続くと競売に掛けられてしまい、売却して額を返済に充てるしかありません。

どの融資を受けるにしても、計画的に返済していく必要があります。とはいえ、不動担保ローンは1回の返済金額が低く期間が長いという利点があるので、比較的返済しやすいでしょう。

土地を担保にお金を借りる際にはゴヨーへ！

資金面で困っている場合、土地をお持ちであれば担保にして融資を受けるという選択肢があります。もし不動産担保ローンをご検討中の場合は、ゴヨーへお問い合わせください。低金利かつスピーディーという強みを活かし、お困りの方へご融資いたします。

一覧に戻る