信用棄損

2019.6.3

本日は下記記事で気になった点についてコメントを。
 

1千万超借りて分かった！カードローンが金融機関の与信に与える影響について
 

カードローンでお金を借りている場合、住宅ローンが組めず、不動産を購入できないとのこと。理由は、カードローンでお金を借りること自体が、その人の「著しい信用棄損」となるからなのだそうです。
 

確かに銀行ではなく、消費者金融にお金を借りているという事実は、今でもイメージや相手の心証を悪くさせます。これまで弊社でも何人ものお客さまへのご融資を手掛けてきましたが、ご提供いただく不動産に既に抵当権がついている場合、「一番抵当：銀行、二番抵当：ノンバンク」のケースはあっても、「一番抵当：ノンバンク、二番抵当：銀行」のケースは見たことがありません。
 

たとえ十分な資産価値があっても、恐らく銀行はノンバンクの抵当権付きの不動産を担保に融資は実行しないでしょうし、この場合は、ノンバンクからの借入も含めた借換えを提案してくることでしょう。

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