不動産担保ローン契約中に追加融資は受けられる？融資を受けるための条件も解説

2022.12.10

不動産担保ローン契約中にさらにお金が必要になったけれど、追加融資はしてもらえるの？と気になっていませんか。契約中のローンで追加融資を受けられればいいものの、受けられない場合は他のローンに申し込まなければなりません。どうしてもお金が必要な場合は追加融資の有無を確認すべきでしょう。

ここでは、不動産担保ローンは追加融資が可能なのかを解説します。複数の借金を抱えている場合に借り換えローンとして不動産担保ローンを使えるかどうかもお教えしましょう。

不動産担保ローンの追加融資は可能？

不動産担保ローン契約中に追加でお金が必要になったけれど、これ以上の借り入れは可能なのかで悩んでいる方も多いでしょう。ここでは、ローン契約中に追加で借り入れができるかどうかを解説します。

物件や土地の担保余力があれば可能

担保としている物件や土地に担保余力があれば追加融資は可能です。不動産担保ローンは所有する物件や土地といった財産を担保にしてお金を借りるものです。無担保ローンに比べて審査に通りやすい、まとまったお金を借りやすいといったメリットがあります。

担保にしている不動産に借り入れ金額を超える価値があるのなら、追加でお金を借りられます。ただし、物件や土地は時間の経過とともに価値が下がっていきます。追加融資が必要になった時に価値が下がっていると余力が残っていない可能性もあるため、注意しておきましょう。

金融機関や利用プランによっては不可となるケースも

申込みをしている金融機関、または契約中のプランによっては追加融資不可となります。不動産担保ローンを用意している金融機関は全国に多くあり、それぞれで貸し付け条件が異なります。融資した金額を完済すれば再度申し込むことは可能ですが、完済していなければ融資は受けられません。

現在契約中のローンで追加融資を受けられるかどうかが気になっている方は、契約中の金融機関に相談してみてください。追加融資の可否、融資を受けるための条件について確認しましょう。

追加融資を受けるにはどうすればいい？

お金が必要だから早急に追加融資を受けたいと思ったら、すぐに行動を開始してください。不動産担保ローンは申し込みから融資まである程度の時間が必要なので、早めに申し込むことが重要です。ここでは、追加融資を受けられるとわかった後にすべきことを解説します。

担保にしている物件の余力があるかを調べる

担保としている不動産に借り入れ金額以上の価値があるかを確認してください。前述したように、追加融資ができるかどうかは担保の余力に応じて決まります。余力がなければ融資を断られてしまうため、事前に担保の価値をチェックしておきましょう。

契約している金融機関に相談すれば、不動産の価値を確認してもらえます。確認した上で審査を行い、融資の可否が決定します。

銀行に追加融資の相談を

追加でお金を借りたいと思ったら、契約している金融機関に行って相談してみましょう。追加融資については金融機関に確認しなければわかりません。融資できるかを聞き、可能であれば担保にしている物件の調査をお願いしてください。

追加融資を受ける場合は貸し付け条件が変更されるかもしれません。年率や返済期間、手数料などの諸費用がかかるかも聞いておきましょう。

不動産担保ローンで追加融資が必要になるケースは？

ローン契約中に追加融資が必要になる方は、個人・法人・個人事業主問わず意外と多いものです。では、他の人はどのような理由で追加融資を検討しているのでしょうか。ここでは、追加融資が必要になる例を2つご紹介します。

事業運転資金の不足

ローン契約時に立てた事業計画が上手くいかずに資金不足に陥り、追加融資を依頼する企業も多くあります。不動産担保ローンは使途自由でまとまったお金を借り入れられるため、事業資金として活用できます。

借り入れ時に事業計画と返済計画を立ててその通りに実行していくのですが、状況によっては計画通りにいかず、マイナスになるかもしれません。資金不足に陥った際、新たに融資を受けるのではなく、契約中の不動産担保ローンで追加融資を受けたいと考える方も多くいます。

介護費用などの生活に必要な資金調達

高齢の両親や祖父母のために自宅をバリアフリーにしたけれど、リフォーム費用が足りない場合に追加融資を希望する方も少なくありません。高齢者向けリフォームは補助金を受け取れるものの、施工費用全額を支払った後に支給となるため、まとまった金額を用意する必要があります。

リフォーム用のローンもありますが、現在不動産担保ローンを契約しているのであればそちらから融資を受けた方がいいでしょう。ローンの数を増やすと返済日の把握が難しく、支払う金利総額も上がってしまうからです。

様々なリスクを考慮して、契約中のローンで追加融資を受けられないかを検討する人が増えています。

不動産担保ローンで追加融資を受ければ資金繰りができる

銀行や消費者金融など複数の場所からお金を借りていて、それらをすべて1つにまとめたいと考える方も多いでしょう。不動産担保ローンは借り換えローンとしても使えます。ここでは、借り換えとして使う際に得られるメリットについて解説します。

借り換えローンとして使うなら返済負担を抑えられる

不動産担保ローンを借り換えとして使えば、現在よりも返済負担を大きく抑えられます。いくつかのローンを組んでいる方は、毎月複数の金融機関に返済をしているでしょう。金融機関によって返済日が異なり、それぞれに金利が設定されていますので、金利の支払いだけで膨大な額になるのではないでしょうか。

借り換えローンは複数の借金をひとつにまとめるためのものです。ひとつにまとめれば返済日が毎月1日だけ、金利支払いも1社のみになります。支払い負担が大きく減るため、経済的に余裕を持てるでしょう。

借り換えローンはまとまった金額を借りられるものの、住宅ローンなどの高額ローンをまとめられるかがわかりません。融資可能額が足りない場合は、おまとめから住宅ローンを外し、他の債務をまとめることがおすすめです。

使途を問わないから使い道を選べる

不動産担保ローンのメリットとして、使途自由な点が挙げられます。住宅ローンやマイカーローンのように借りたお金の使い道が決められていないため、使用目的を絞る必要はありません。

お金が必要になるケースは人それぞれです。経営している会社の資金調達のため、住んでいる家のリフォームのため、子供の学費調達のためといった理由があります。使途自由であればどのような用途にも使えますので、使う目的が複数ある方にもおすすめです。

不動産担保ローンで追加融資を受けて経済的負担を減らそう

担保としている物件や土地に余力価値があれば、不動産担保ローンで追加融資を受けることは可能です。ただし、契約している金融機関や利用中のプランによっては融資不可となるため、まずは相談してみましょう。

複数の借金を抱えている方は、所有する不動産を担保にしてまとめることがおすすめです。不動産担保ローンで借り換えれば複数の債務が1つになるため、返済負担も大きく減らせるでしょう。

借り入れ中に追加融資を希望するかもしれない方は、五陽にご相談ください。五陽では、不動産担保ローン契約中のお客さまへの追加融資に対応しております。お客さまのご希望に合わせて柔軟に対応しますので、ぜひお問い合わせください。

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